三角巾の結び方

 

こんにちは前橋准看護学校です。今日は三角巾を使った包帯法の演習をお届けします。

 
看護職の人でなくても、この腕を吊っている姿に見覚えのある方も多いのではないでしょうか?腕を吊るために使っている三角巾ですが、打撲や骨折の時だけではなく、出血時の止血にも対応することができます。
 

 

布でできているので、折り方や巻き方を変えるだけで、頭部、前腕という部位や傷口の範囲などに合わせ、様々な場面に対応できるすぐれものです。

 

 

三角巾の巻き方は、ただ巻けばいいわけではなく、患者さんの楽な姿勢と、治療上最適な位置に固定します。

 

結び方にもちょっとコツがあって、【簡単にはほどけないけど、ほどきたい時には簡単にほどける】という結ぶ方をしています。話だけ聞くと、どういう事?と思ったのですが、
実際に先生が目の前で結んでくれた実演をみて納得できました。
 
 

 

 

ギュッと強く締めるのでいい位置で腕を吊ることができていますが、クイッとある方向に結び目を引っ張るときれいにほどけました。動画があれば分かりやすいのに、と思った方も多いと思います。私もそう思った1人です(くやしい)
また機会があったら今度こそ動画で撮ってみます!

 

 

 

教科書や説明だけではわかりにくい部分も、グループメンバーと試行錯誤しつつ、先生のアドバイスを参考に実践することでより深く理解することができます。
 
今回の演習の様子はこの辺で。次回の更新をお楽しみに♪