優しさを育てています

こんにちは前橋准看です。今週も演習の時間にお邪魔して、生徒さんが頑張っている様子を撮影してきました。今回は2年生の演習です。
写真を撮っていて気づいたのは、演習の合間に生徒さんどうしで話あっている姿を目にしました。近づいて聞いてみると演習の手順や方法について、間違いがなかったか、気になる点はなかったか、などをお互いに確認していたそうです。
 
もちろん分からない点について、先生に尋ねれば丁寧に教えてくれる環境ではありますが、先生に聞く前に自分たちで問題を解決しようと試行錯誤している様子にすごいなぁと関心しました。
 
受け身ではなかなか身につかないものですが今回の生徒さんたちは積極的に学ぼうという姿勢が表れていました。生徒どうしで教え合うことってとてもいい環境だと思います。
何か覚えたい事がある時は、覚えたい事を誰かに教えられるようにすると、自分の中で知識が整理されてスムーズに覚えられると聞いたことがあります。この一連の流れを自然と行っていたように思いました。
 
 
 
 
みんなの前に出て演習をするのは緊張もしますが、それだけ多くの視点でモノ見ることができると言えますよね。自分で気づかなかった事もグループメンバーに指摘される事で改善できますし、その逆に自分がもっていない良い点にも気づきます。
 
 
 
知識や技術を習得し、能力として実践するのはあなた自身です。しかし、知識や技術はみんなと力を合わせて一緒に覚えることができます。
 
 
 
 
演習が終わったあと、自然とグループメンバーが拍手を贈っていました。いいですよね、こういう環境ならちょっと難しいことも頑張れそうです。このメンバーの輪に入りたいなぁと思いました。
グループでの演習はチーム看護、チーム医療の勉強にもつながりますが、その学びのポイントは誰かと一緒に過ごすことの大切さにある気がします。
 
どんな准看護師、看護師になりたいか。看護学校で看護・医療に関する様々なことを学びます。ですが、それらを学ぶ上で一番大切なのは、誰かを支えたい・救いたいという人間としての優しさなんじゃないでしょうか。前准では、一人でも頑張れる強さと、決して独りにはしない優しさを教えています。